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 現在まで人とのつながりを大切にし、伝統文化を広く伝えていこうと取り組む佐藤氏の思いに触れることができた前回。その思いとともに、技術も高く評価されている佐藤畳氏の手がける畳。いよいよ最終回の第三部は佐藤氏の仕事に対するこだわり、将来に向けての更なる夢について伺ってみようと思う。




更なる目標を語ってくれた佐藤氏。若き匠の技で夢を叶える日も遠くはないだろう。



佐藤芳夫(さとうよしお)
一級技能士 畳師
佐藤畳店 4代目
1980年 2月3日生まれ
2002年 茨城県畳職業訓練学校卒業

手間を惜しまないのが職人の美学

―土台から作っていくことに非常にこだわりが感じられますが、佐藤さん自身お仕事で特に誇りを持ってやっている所はありますか?
「見えない所にいかに手間をかけるかという所ですね。畳は、敷いてしまえば細かい所はお客さんには見えないけれど、そういう所にも手間を惜しまず、きちんとした仕事をしよう と心掛けてます。言ってしまえば、この業界は面倒くさいことをやったもん勝ちみたいな所があるんですよ。それが美学というか…それに畳って単純に四角ばかりじゃないし、 円形など作るのが難しい形もあるんです。普段から手間をかけていないと、いざそういった難しいものに取りかかっても良いものは出来ないはずですよ。」
―最近では日本の住宅から畳が減っているように感じますが、畳のメリットはたくさんあると思います。ずばり畳の良さとは何でしょう?
「沈静効果というか気持ちを落ち着かせる効果があります。畳の部屋がある所で育った子供と畳のない所で育った子供とでは、 畳の部屋がある所で育った子供の方が落ち着きがあるという話も聞いたことがあります。なので今は小学校からも注文が来ますね。 それに空気を洗浄してくれる役割も果たしてくれますよ。」
―フローリングが普及している現代ですが、畳の性質を見直すことで改めてその良さを知ることができました。最後に、今後の目標をお聞かせください!
「欲をいえば、海外に畳を広めたいですね。日本人が海外に旅行した時に、横になりたい、くつろぎたいという話をよく聞きますから。ホテルの一角でもいいから畳の部屋があればいいと思います。 それに畳を日本だけの物にしておくのはもったいないですしね。 今アメリカでも家の中で靴を脱ぐ習慣が結構ありますから。 世界の人に畳の良い所を知ってもらって、使ってもらいたい!という気持ちが強いです。いつか実現したい目標ですね。」
―20代の職人ならではの新鮮な気持ちをを語ってくれた佐藤氏。爽やかな風貌で一心に畳を作る様子に職人魂を感じずにはいられなかった。より一層の技術を磨き、一流の匠としてますます活躍していくことだろう。YAMATO STYLEは今後も佐藤芳夫に注目していこうと思う。

佐藤
住所 栃木県那須郡那珂川町大内2794-1
畳工事・畳工芸請負一式・畳床製造
一般住宅の他にも観光町や文化建築からの仕事も請け負ってる。一枚一枚を丁寧に仕上げるため、その信頼の高さは言うまでもない。
URL 0287-92-2916
場所

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