手の温もり、素材の風合いを
大切に描く和風イラストレーター
和風イラストレーターの諏訪間さん。
以前はCD-ROMや専用端末等の画面デザインや、アイコンデザインなど、インターフェース関連のデザインを手がけていた。その後仕事の幅を徐々に広げ、イラストを含むポスターや名刺、CDジャケットなどグラフィックデザインも行うように。
もともとは、デザイナーになるため美大に入学。好きな事を生かした仕事につきたいという、シンプルな発想で迷いはなかった。そうして就いた
デザインの仕事もとても楽しいものであったが、その後絵を描くという事のほうが自分がやりたい事に
近いという事に気付き、イラストレーターとしての仕事を増やすようになったそう。
何度もスケッチすることから始める
諏訪間さんは、動物や鳥などのイラストを描く際、必ずたくさんの写真を見てスケッチをしてそれぞれの形状が頭に入っれることから始める。
その上で、それぞれの生き物の特徴を生かしたポーズを、画面の中で一番効果的に見えるレイアウトで描く。
これはデザインの感覚に近いものがあるのだそう。
写真等をそのままトレースして作品にしてしまうと、どうしても不自然な絵になってしまう。よりリアルな動きを感じる作品にするには、スケッチは欠かせない作業です。
この、アナログな行程が微妙な味わいのある曲線を生み出すのだろう。
現在、日本画を習っているという諏訪間さん。その手法も仕事に取り入れたいと考えているそう。
今後の作品が楽しみである。